■ 朝日新聞の報道「統一教会に2億9千万円賠償命令 献金巡る判決で最高額」10月03日付
世界基督教統一神霊協会(統一教会)の信者から、「先祖が地獄で苦しんでいる」などと脅されて多額の現金を献金させられたとして、東京都内の女性(68)が統一教会と信者に計5億4700万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が3日、東京地裁であった。橋本昌純裁判長は献金集めの違法性を認め、計約2億9000万円を支払うよう統一教会などに命じた。

すぐ「地獄〜」を言い出すのは、創価学会と統一教会の脅し文句のパターン。

 
■ 弁護士 紀藤正樹のブログ
2006.09.26
http://kito.cocolog-nifty.com/topnews/2006/06/post_7d6a.html
「総理安倍晋三様 これでは統一協会=統一教会擁護内閣ではないか!」

安倍首相と自民幹事長の中川秀直と法務大臣の長勢甚遠は、合同結婚式の祝電事件の「統一協会祝電コンビ」。

たぶん、思想的に気脈が合っていて、そして献金を受け取っている。でなきゃ祝電なんて打つか。

 
■ どこにも潜む統一協会の詐欺

あるとき電話が架かってきて、「○大学生新聞会のものですが、先輩に賛助購読をお願いしたい・・・」というものだった。
イデオロギー関係などどんな内容なのかよく分からないので断ったけど、ネットの検索であれが統一協会の詐欺だと初めて知った。

人を人として見てない、人をカモとしか見てないのは、ヤクザと同じだ。

安倍と閣僚の人相

2006年9月29日
政治家というのはどうしても顔が醜くなるようだが、安倍閣僚も人相悪いのがテンコ盛り。

まず安倍首相の人相。
下がった目:控えめで喜怒哀楽がわかりにくいです。愛嬌があって自分にプラスになるタイプと、ずる賢い他人を利用しようとするタイプがあります。好色家が多いです。中年運後半に恵まれる傾向にあります。
この垂れ目が人気になってるのだろうけど、垂れ目・垂れ眉は、だいたいスケベと相場は決まってる。
おまけに、ずる賢い他人を利用しようとするタイプ。(どう見ても、愛嬌があって自分にプラスになるタイプじゃない。)

外務大臣の麻生の人相が悪いのは、顔が歪んでるので仕方ないか。
財務大臣の尾身、文科大臣の伊吹、農水大臣松岡とかも人相が悪い。
創価公明党から入閣した国土交通の冬芝も、嫌な人相してる。ふつうの顔らしい顔をしてるが、悪人。
高市早苗も、年だからしょうがない面はあるが、顔が崩れて醜くなってる。

そのほか内閣府や自民党三役にもいる。
内閣府副大臣の平沢勝栄も、北朝鮮の拉致のおかげで人気になりTVにもよく出てるけど、人相は悪い。
それから自民党の政調会長になった中川昭一も、人相が悪い者のなかではトップクラス、というかワーストクラス。まるで悪魔かもののけに取り憑かれたような醜悪な顔。

あー、こんなに人相の悪いのが多い閣僚と政治家、やだねぇ。
亀田興毅vsファン・ランダエタ

何だあの八百長試合は?

TBSも、亀田親子のヨイショ番組で散々引っ張って、(どうせ見てなかったけど)、そして結末がコレデスカ?

ランダエタ陣営はWBAに提訴するだろうな。
「亀田チャンピオン」のアナウンスですぐにリングを降りていたし。

亀田は自分が負けというのは分かってたし、
もしここで亀田が「どんなもんじゃい〜」でなく、
「自分は負けてた」というなら、もっと男前がよかったのに。
ファザコン。

恥かしい試合。

Webデザイン

2006年7月14日
去年やった不動産屋さんのWebデザインです。 やっとYahooに登録したようだ。 (一部はデータが更新されてる。)

ちょっと地味・渋め。

マイ朝食

2006年6月8日
メーンは穀類で、電子レンジで加熱して、それにヨーグルトにバナナにハチミツなど。
当初は、玄米フレークに牛乳とヨーグルトだけだったのが、だんだん以下のような わけの分からない食べ物になりました。

レシピ
 玄米フレーク……二〜三つまみ
 フルーツグラノラ……軽く一つまみ
 そば粉……小さじスプーン1杯
 白ごまきな粉……小さじスプーン1杯
 緑茶/抹茶……小さじスプーン1杯
 オートミール(オーツ麦)……大さじスプーン2〜3杯
トッピング
 小エビ(アミ)……軽く一つまみ
 しいたけ……スライスを2つほど
 きぐらげ……一つまみ
 この他、鮭フレークなどをかけるときも(たんぱく質)
これに水と牛乳をかけ、電子レンジで1分45秒〜2分、チンをする。
それからヨーグルトをかけ、バナナ半分をのせ、それからハチミツをタラ〜リとかけて、できあがり。

健康食・・・と自負してます。V

     *

なお、このBlogは、1〜2ヶ月に一回の更新になります。

帯広市長選開票結果

2006年4月17日
◆帯広市長選開票結果
当33,317 砂川 敏文 58 無現 (自推、公支)
 32,316 目黒 精一 58 無新 (民推、社支)
  6,503 杉野 智美 48 無新 (隠れ共産党)
------------------------------------------------
 72,136

共産党の候補が、自公の候補の当選に貢献した。
この共産党の候補は、得票率10%未満だから供託金ボッシュート!
社会を変えるための一番の抵抗勢力は、じつは共産党。
「旭川でスズメが大量死」
(写真:小樽。かなり前。このエントリーとは関係ないです)

 

 
これは、寒さと空腹と寿命がきたせいなのではないかと思う。
もともと北海道の鳥は、冬場は餌があまりないので、たぶんたくさんの鳥が死んでた。
『氷点』(三浦綾子)の映画かTVドラマでは、冬の見本林でカラスが大量に死んでるシーンがあった。
でもいまではゴミが大量にでるので、カラスはなんとか凌げるようになった。
それと野鳥の餌台を置いてる人たちがいて、スズメもそこでなんとかおこぼれをもらって越冬していた。
冬の間スズメは、コミュニティーというか、集団で寄り添って暮らしてる。スズメが群れている木に近づくと、お互いなにを呼びかけてるのか分からないが、ひっきりなしに囀ずりが聞こえてくる。もうこの冬場にエネルギーの消耗をしていいんだろうかと思えるくらい。

冬の寒さは、相当に厳しいのかもしれない。だから本能的に群れて暮らしてるんだろう。
それと夏場は昆虫や青虫やクモなど、高カロリーの動物たんぱく質をとってるけど、冬の餌台のアワやパンくずでは、あまりカロリーになってないような。

ちなみにスズメの寿命は、長生きした例で5〜10年で、多くは1年以内にほかの鳥や動物に食べられたり病気で死んでしまうとのことなので、平均寿命 1.3年 とのこと。(日本鳥類保護連盟)

白い鳶(トンビ)

2006年3月23日
白い鳶(トンビ)
(←これは合成画像です)

やっと自転車が乗れる季節がやってきた。
で、その自転車に乗ってるときのこと。上空でカラスが騒がしいので、ふと見上げたら、10羽前後のカラスが、なにか白い鳥を突っつこうとしてるのが見えた。その鳥は最初、白いので鳩かと思ったけれど、サイズが小さいし、どうも鳩の飛び方とは違う。カラスと同じサイズなので、トンビ(鳶)でもなさそう。(鳶>カラス)
それで私の結論として、きっと白化(アルビノ)したカラスなのだと思った。
カラスも白いと、他のカラスから突っつかれるのか、と思って眺めていたが、どうも羽ばたきがカラスのそれとは違っていた。カラスよりもゆったりと羽ばたいていたし、また旋回しながら飛行するさまはまさにトンビ。
そう、それは白いトンビだった。アルビノのトンビ。初めて見た。

普通、トンビもカラスにやられているだけでなく、逆襲をかけることもあるのだけど、その白トンビはまだ巣立ったばかりなのか、そのままカラスの攻撃に耐えながら飛び続けていた。
とは言っても、カラスの攻撃もそれほどシビアではなく、(一般に空中での格闘ではトンビに分があるので)、恐る恐る脅かしてるというか、遊びでからかってるという感じ。
そして白いトンビは、ときどきカラスの攻撃を受けながら、弧を描いてさらに高いところへと上昇していく。鷹やトンビは、上昇気流を捕まえるのが巧みだ。
そうしてる間に、カラスは一羽一羽と脱落して、結局粘着な二羽だけになった。
でもカラスもあまり攻撃体制に入れないで、白いトンビの回りを飛んでるだけ。たぶん若くて元気でまだ飛び方の上手でないカラスが、訓練と遊びで突っかかってるのだと思った。
でもトンビにはいい迷惑。
そうこうしてるうちに、三羽は高度も距離も遠くなって、そのうちに視界から消えていった。

このところ、動物ネタが多い。

小樽

2006年3月23日
小樽
小樽。(水天宮の近く)

Cool Site

2006年3月16日 映画
■「パンとジェームズおつかい大挑戦」
この前のチンパンジーのアップロードに関して。
TV『天才!志村どうぶつ園』の「パンとジェームズおつかい大挑戦」を見たことのある人は、別にドイツのマックスプランク研究所の実験を見るまでのない、チンパンジーが賢くて気配りのある心をもっていることは周知のことだったかもしれない。

       *

■Cool Site

* Dzinenmotion (カナダ)
美しいので有名なサイト。毎月トップページを更新してる。
http://www.dzinenmotion.com/

* Rasill.com - Portfolio of Rasmus Wängelin(スウェーデン)
http://www.rasill.com/

* Tavo Ponce(スペイン)
http://www.monkeyrevolution.com/tavo/
チンパンジーも他者に協力 (北海道新聞)
Scandinavian Rhapsody
シベリウスなど北欧作曲家のオムニバスCD

 

「チンパンジーも他者に協力 “人助け”の原点は古い?」 
(北海道新聞 2006/03/03)
【ワシントン2日共同】チンパンジーにも親切な人間と似たような「利他的」な行動や、共同作業の高い能力がみられることが、ドイツ・マックスプランク研究所の2つのチームの実験で分かり、3日付の米科学誌サイエンスに発表された。
 人類で高度に発達した「他者を助ける」能力の少なくとも一部は、共通の祖先から約600万年前に枝分かれしたチンパンジーも共有していることになる。研究者らは、人助けの原型は「共通祖先の段階で既にあったのでは」とみている。
 第1チームの実験は、人間が本の積み上げに失敗したり、床に落ちた物に手が届かないといった4種類の「困った」状況を3−4歳半の飼育下のチンパンジー3匹に見せた。チンパンジーは「手が届かない」という問題は理解できた様子で、褒美なしでも代わりに拾って実験者に渡した。
 第2チームは、えさを乗せた大小の台にひもを付け、ひもの両端を同時に引っ張ったときだけ、えさを近くに引き寄せられるという課題を4−9歳のチンパンジー8匹に繰り返し与えた。チンパンジーは、台が大きく自力で両端に手が届かない時には別のチンパンジーと協力できた上、失敗が少ない仲間を選んで助けを求める傾向があることも分かった。

例えば、ピグミーチンパンジー(ボノボとも呼ばれ、チンパンジーよりおとなしい)を調査した黒田末寿氏(滋賀県立大学)によると、グループ同士の接触のなかで彼らは人間に見られるのと同様な心の変化――甘え、同情、取り合いと分配、欲求の断念など――を示すという。
(だから「チンパンジーも他者に協力」というこのドイツの研究は、もう既に分かったことなのでは?)

記号論の室井尚氏はblogで、阪大での「記号機能のエヴォルーション−生命から感情へ」(2003)に参加した感想について次のようなコメントを残してる。
初日の菅原和孝、黒田末寿のお話が面白く、ヒヒとブッシュマン、ピグミーチンパンジーの「文化」の話を興味深く聞いた。要するに人間の文化だって猿の群の「習性」のようなものにすぎないのかもしれない。レヴィ=ストロースたちは、「未開社会」の文化を場合によっては「文明社会」よりも精緻な「構造」として描いたが、もしかするとチンパンジーの「習性」の方が人間の「文化」よりも豊かなのかもしれない。


チンパンジーの知能は人間の4〜5歳の幼児くらいらしいけど、そのへんあたりの子どもも、やはり精緻なやり取りを行っている。

      *

北欧の音楽

『Scandinavian Rhapsody』
http://www.amazon.de/exec/obidos/tg/stores/detail/-/classical/B000006LP2/samples/ref=ed_sa_dp_1_1/302-5683260-4108857
10. The Wedding Waltz
http://real.amazon-de.eu2.speedera.net/ramgen/real.amazon-de.eu2/phononet/B/0/0/0/0/0/6/L/P/2/01.10.rm
13. Berceuse
http://real.amazon-de.eu2.speedera.net/ramgen/real.amazon-de.eu2/phononet/B/0/0/0/0/0/6/L/P/2/01.13.rm

『Aurora: Northern Light Music』
http://www.amazon.de/exec/obidos/ASIN/B00006OA55/qid=1141561840/sr=1-6/ref=sr_1_8_6/302-5683260-4108857
Disc 2
4. Zwischenspiel カンタータ「歌」〜間奏曲(ステンハンマル)
http://real.amazon-de.eu2.speedera.net/ramgen/real.amazon-de.eu2/phononet/B/0/0/0/0/6/O/A/5/5/02.04.rm

時は岸辺のない流れ…
「人生は歩きまわる影法師、あわれな役者だ、舞台の上でおおげさにみえをきっても、出場が終われば消えてしまう。」(シェークスピア『マクベス』)

よく「勝ち組」とか「負け組」と言われるが、もし「死」を敗北とする視点からみたら、人生行き着くところは「死」以外にないので、けっきょく人はすべて「負け組」にしかならない。

ライブドアとか東横インとかマンション偽装疑惑関係者などのセコイ連中も、その他ビジネスでのセコイ連中も、利益誘導や官製談合で儲けるセコイ政治家や官僚も、振込詐欺などのセコイ連中も、しょせんくたばってそこでオシマイ。

えっ? オマエもくたばってオシマイ?

そうですか。
じゃあ、どうせ死んでオシマイなら、大金持ちになって宮殿のような大邸宅を作って
……もう遅い、というか、そんな才覚がないのに。
しかたない、
(1) 現世はあきらめて、来世に期待する♪
(2) ふて寝する( ?____○ zzz)
のどちらに決めよう……
って、選択肢がこんなのしかないのか!?

 
さてさて、ホリエモンが忘年会の余興で舞台上から来会者に札束を投げ与えたとか、東横インの社長は慈善事業に寄付をするどころか、身体障害者用の設備や駐車場で浮かせた金で御殿を作ったとか、そういう成金の行状ですが、
「ああ、ニッポンの成金は」(From 紀田順一郎のIT書斎)
http://www.kibicity.ne.jp/~j-kida/image/2006/012101/index.html
欧米では巨額のカネをもうけたら、多少は蔵書機関やホールなど公共施設に名をのこそうとします。(中略) なぜ日本の成金は、刹那的な浪費ばかりを考えるのでしょうか。

紀田氏によると、この風潮は長い鎖国時代をとおして培われた封建性(身分制)によるもので、商人は幾ら稼いでも社会の上層には参画できないので、刹那的な濫費に走るということ。そこが、市民的革命を経た西欧ブルジョアジーとの大きな違いである。そして、明治以降も立身出世という競争システムを通じて能力の選別を行うようになり、それが戦後数十年の現在も続けられいて、いわゆる『勝ち組』とか『下流社会』という構図に集約されているという。

このへんの日本の商人と西欧ブルジョアジーの違いについては、歴史学者の阿部謹也氏の「世間と社会」を使うとクリアな回答が得られそう。
(西欧による個人が)12世紀に、神に対して自分を位置づけるなかで生まれてきたものです。神に対して自分を位置づけるという発想法は、社会の身分や地位とは関係なく唯一神である神と自分を対置させるという発想ですから、日本にはそういう発想がほとんどなかった、と言っていいと思います。
日本の場合は、個人はどのようにして個人としての自己を主張するのかというと、唯一の神に対してではなくて、世間に対してです。(阿部謹也『ヨーロッパ史をいかに学ぶか』)


だから東横インの西田社長は無断改築が問題になったとき、それが社会的な問題だとは露とも知らずに、すっかり開き直って非難を浴びた。それで今度は慌てて釈明会見を行ったが、あれは口だけのお詫びというのは誰が見ても明らか。でも「内観のおしょうさんに申し訳ないことをした」と詫びたのは本当で、あれは「社会」ではなく「世間」、つまり身内に対して詫びたのだった。

ところで、内観というのは心理療法のことばかりと思ってたのに、悪名高い自己啓発セミナーと同類として使われているというのは知らなかった。
精神的に困ってない人に内観なんて、どうかしてる。まあ内観療法というのもいってみれば、良く言うと「気づき」、悪く言うと「洗脳」のようなものなので、会社の都合に適合した脳みそ改造としては使えるかもしれない。
心理療法の内観療法も、それが効く人と効かない人がいて、少なくとも効いた人には治療になって利益になる。でも、ビジネス用途で内観を受けさせられた人は、効く効かないのいずれにしても、きっと悲惨だろうな。じっさいTVのインタビューで元社員(女性)が、「内観は、すっかりはまって泣き叫ぶ人たちもいれば、はまらない人もいる」というようなことを言ってた。

 
それはさておき、なにも成金だけに限ったことじゃないのだけど、日本人にとって世間と社会や競争システムといった問題のほかに、やはり人生の終わりにある「死」の問題があると思う。要するにそこにあるのはニヒリズムで、死を忘れるための浪費と遺産だ。刹那的な浪費をやり、そして遺伝子を有利な条件で残そうとして遺産を残す。(まあ、金があれば生き残りへもリスクも少ないらしい。ちなみに、遺伝子の利己/利他的な振る舞いは、真木悠介『自我の起源──愛とエゴイズムの動物社会学』参照)
要するに、死をどう考えていいのか分からない、ということ。御愁傷さま。
え、オマエも?
いえ、私は現世はあきらめて来世に期待してふて寝しますから、いいんです。

犬と救助

2006年1月23日
犬と救助
どうして私はこうもタイミング遅れた人なのでしょう。
第2週水曜日フジテレビ「トリビアの泉」の話題なので、ほんとに出遅れなのだけど…、「飼い主が散歩中倒れたときに、適切な行動をとれるイヌは100匹中何匹?」というのをやっていた。
突然飼い主がフェイクで倒れて、それから犬がどういう行動をとるのかをカメラで撮影するというもの。
はたしてスイスのセントバーナード犬みたいに災難救助犬として活躍するのか? そして犬を対象にしたドッキリ番組みたいなものなので、あとで犬はヤラセとわかって 「な〜んだ、そうだったのか〜! ワンワン!」と言うか?
え? 後者の方は望み薄い? まあ、そうでしょうね。
でも何らかの方法で飼い主の危機を救うのでは、と期待して見てましたよ。

この番組は都市間バスのテレビで見たので、最初の7〜8匹を見たところでバスが目的に到着して、そこでおしまい。
で、どうゆう結果になったかは、その番組を話題にしたBlogでわかった。
けっきょく「適切な行動」ができた犬は100匹中・・・・・・・全滅!

「この裏切り者!」
と、飼い主と視聴者の期待は失望にとって変わった。
なぜそうなったのか?

ごく常識には、犬は言葉をもってないので、概念というものが分からないとか、推論ができない、時間という観念がないということなどがあげられるとおもう。犬は常に「現在」にいるので、危険と利益情報は憶えていても、それ以外の記憶はたぶんあまり持続しない。
それと、もし血の出る外傷だったら、犬は多少なりとも事情が理解できたのかもしれない。でも内臓や脳などの異変には、どう考えて良いのか分からなかったのではないだろうか。皮膚の内部を見通す能力には、やはり抽象概念といったものが必要なのだ。

前に「犬には3歳児並みの言語理解力がある」という記事のことを取り上げたけど、じゃあ、やはり犬は3歳児以下かというと、そうでもないと思う。
たぶん3歳児も、もし親が倒れたらパニックになって、その場所に留まってると思う。で、もし兄弟や友だちが倒れたら、しばらくそこにいて、それから親などに報告に行くような気がする。
番組の犬のなかでも、どうしたのかと不安なしぐさをしていたのがいた。
でも訓練をやれば、どの犬も災難救助犬になれると思う。とくに飼い主と犬との関係が親密なものは。
そのとき、どんな異変があったとき・誰に報告するか、ということを決めていたら。

このようにして人間の思惑を超えて、犬は犬らしい行動をとったのだ。人間の作り上げた救助ストーリーは、犬にとって余計なお世話だ。
翻って、このようなすれ違いは人間関係でも起こり得る。たとえば親と子の関係や、上司や教師や友人関係でもいえる。
(と、ここでいきなりですけど)、ナワール(シャーマン)であるドン・ミゲル・ルイスによると、すべての人は独自の見方をもつストーリーテラーであり、いろんな関係の登場人物は、そこで作り上げたストーリーにフィットした二次的キャラクターでしかない。(同様に私にとって周囲の人たちは、私の作り上げた二次的キャラクターでしかない。) だから私たちはもはや自分のストーリーを他の人に押し付けたり、また自分が信じることを必死で守ろうという必要性はない。願望や投影や思い込みなどさまざまなペンキで塗り上げらたものは、私とは別物なのだから……、ということなどを言ってる。
というふうに、犬と救助行動のTV番組をいま読んでる本に結びつけてとらえました。

"Color in Motion"

2005年12月27日
"Color in Motion"
画像:ゴッホ



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"Color in Motion" 作者: Maria Claudia Cortes
http://www.mariaclaudiacortes.com/

赤、オレンジ、黄、緑、青、紫のカラーのシンボルについて、キャラクター(擬人法)で説明がなされている。
(ただし英語/スペイン語だけど、アニメで分かりやすい)

・真ん中の202 "The Movies"
それぞれのカラーの持つ意味をFlashアニメで説明。

・左の201 "The Star"
それぞれのカラーの持つ特色・特性・特質について、ポジティブ(+)とネガティブ(−)な側面もあわせ、解説してる。
これはそれぞれのキャラクターの持つ性格なので、配役としてのスター("The Star")でもある。
(それぞれのカラーの持ってるフォルダーをクリックする。)

・右の203 "The LAB"
3はカレイドスコープ。スポイドをつまんで円のなかでカラー液を垂らすと…。
2は、そのカラーとマッチングするキーワードを選ぶ。
1は、お絵かき。

 
小説や脚本の登場人物の性格などをそれぞれカラー・シンボルとして割り振ることもできるかもしれない。
カラー・コーディネイトにも応用がきく。
またこれは、オーラのカラーと共通するのかも。

      *

■Cool Web Site

・Aduana マドリッド、スペインのデザイン会社
http://www.aduana.nom.es/

・TIMM KEKERITZ INTERFACE DESIGN
ドイツ、ベルリンのデザイン会社
http://www.urban-international.com/
Flashアニメ『或る旅人の日記』
画像:ルノワール
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世の中(いつものことながら)騒がしい。今年は女子小学生受難の年。それから、みずほ証券による巨額の誤発注問題。
わずか数分で数百〜千万円の金が入るなんてことがあると、勤労意欲が失われるかもしれない。いま働いてる人ではなく、これから就職する人とか。
たしかに、苦労せずにお金が入るというのは理想だけど。
それにしても、PCに張り付いてネットで株取引をしてる人間の多さよ。

      *

■Cool Web Site
・或る旅人の日記(Shockwave.com)
http://jp.shockwave.com/animations/drama/tabibito/tabibito01/play.html

・Tomasz Sarna(ポーランド、イラストレーション)
http://www.sarna.pl/Graphics/graphics.html

・Instituto de Estudios El Monte(スペイン・セビリアの学校(たぶん))
http://www.institutoelmonte.com/version/visita/
(http://www.institutoelmonte.com/version/index.htm)

人間バトン

2005年11月28日 読書
わたしゃ人間じゃなくてSpirit(妖怪/精霊)なので、人間バトンは出来ないことになってるのです、が……、でも今回は、特別にやりましょう。
(何をもったいぶって…)
 
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1、回してくれた方に対しての印象は?

例えば次の3つのような印象。
・『千と千尋の神隠し』の千尋
・『エミリー・ザ・ストレンジ(Emily the Strange) 』のエミリー
・『蹴りたい背中』の主人公ハツ
それに、もちろん文学少女イメージも。

2、周りから見た自分はどんな子だと思われてると思いますか?

「どんな子」って、わたしゃ とても「子」と呼べるような代物じゃないので…、
じゃあ、まだ男の「子」だった高校の頃のことを振り返ると、

・すごい根暗
・無口で無愛想
・意味わかんない
・むしろ何!?
・なんか偉そう。

コピペは楽だ〜。(♪〜(謎))
いや〜、でも ほんとに そのまま。(笑)

ちなみに、
小学校:ハイテンション、高校:ローテンション、そしていろいろあった今:ミドル(?)テンション

3、自分が好きな人間性について5つ述べて下さい。

(適度に)プライドをもっていて
無為であり(ときには作為も)
上品であり
格好よくて…

それと、なにかくれる人、騙しやすい人がいいです。

4、では反対に嫌いなタイプは?

(過度に)プライドをもっていて
偽善者か偽悪者で
下品な奴で
アタマ悪いのにその自覚がない人間=否定ばかりする人間
(いろいろな意味で)センスのない人間

5、自分がこうなりたいと思う理想像とかありますか?

仙人
(探求者、健康、(いろんな意味で)シェイプアップ、人生を達観、粗食で生きていける、など)
あと、シャーマンなど。

6、自分のことを慕ってる人に叫んでください

私のことを慕ってる奇特な人……なんかいないと思うけど、
じゃあ、
「お歳暮 おくれよ〜!」

7、そんな大好きな人15人にバトンタッチ(印象付きで)

えーと、この分流はここでおしまいにしたいと思います。
金曜日、たまたま、久しぶりに「朝生」を見た。
テーマは「少子化の何が悪い?!」
でも女性の出席者がイマイチ。会場に来てた観客(女性)たちからも、ぜんぜん共感を寄せるゲストがいない、という声が上がっていた。

金 美齢:すぐ自慢するボケ老人
長田 百合子:こんな下品なヤツ、見たことない
奥谷 禮子:口利き屋風情が何を偉そうに
松島 みどり、福島 みずほ:政党プロパガンダたれ流し
蓮 舫、遙 洋子:顔がコワイよ〜
それから八木秀次とかいうの、頭悪すぎ。

田原総一朗もイキの良い人間ばかりだとうまくないのか、イキの悪い人間をまぶす。というか「朝生」は、イキの悪い腐った人間のなかに、イキの良い出席者がパラパラという感じか。
「茶番」と分かっていても、なんか気分が悪かった。田嶋陽子が出てなかったのはせめてもの救いか。
やっぱり「朝生」はもう見ない(かも)。

       *
(口直し)

朝日新聞11月26日
作家の坂上弘氏による、井筒俊彦宅の集まりに出席したこと、そして井筒俊彦の思い出を綴ったエッセイが面白かった。
<坂上弘−井筒俊彦宅の集まりで>
山川方夫も、井筒さんが助教授だった頃の言語概論ノートをのこしている。以前見たことがあるが、英、独、仏、露の作家や詩人や哲学者の原テキストを恣(ほしいまま)につかい、われにとって言語とは何か、信ずるに値することばとは何か、を語っている。
山川たち学生に出したレポート課題は、
一、言語が究極において沈黙になることの説明。
二、純粋詩といわれるものは、言語学にどういう意味があるのか。
三、同一の単語が散文と詩に使われた場合、全く異なった容貌を呈することの例をあげて説明せよ。

碩学というのはまさに井筒俊彦氏のこと。
上の三つの項目は文学(と言語学)を志す者にとっても重い課題だ。
ISBN:4488013163 単行本 David Almond 東京創元社 2001/10 ¥1,995
<出版社からの内容紹介>
寂れた炭鉱町に越してきた僕は、風変わりな少年に誘われ、死という名のゲームに加わる。陽射しのもとへ戻るまでに、どれくらい闇の中にとどまらなくてはいけないのだろう? 英国児童文学の新星が贈る、心優しい魔法。


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ストーリー展開や文章(翻訳だけど)やキャラクターの設定が巧いと思った。
ふつう小説に赤線を引かないのだけど、この本は面白そうなところにマーカーで線を引いた。

作者はデイヴィッド・アーモンド。 グリコ・アーモンド・チョコではありません。
この人はWebサイトも持っていて、そこにTips from David Almond(小説を書くヒント)というのがあった。なるほどね。
http://www.davidalmond.com/writing/
以下はその抄訳です。(ジャーナルや公共的なものだったら全文の翻訳でもかまわない(?)と思うけど、個人のサイトなので抄訳にしました。)
私はノートにたくさん殴り書きをするよ。言葉やアイデアやイメージやキャラクターをいじり回し、そしてあらゆる可能性を試みてます。

私はストーリーをセンテンス(文)ごとに、あるいはチャプター(章)ごとに組み立てるようにしてます。

長編を書くときは、パーツ/チャプター(章)のつながりの中で書くこと。そうすると、ストーリーの中のひとつの部分に一度に集中することができます。ストーリー全体を頭の中に保持している必要はないのです。それぞれのパート/チャプターが終わったら、新しいページに進む。パート/チャプターは、もしかしてとても短いかもしれない。このようにして書くと、実際に面白いシーンや出来事に満ちた長いストーリーを書くことができます。
それとまず最初に、ストーリーにはタイトルをつけたほうがいいです。

ページ綴じを、クリップかホッチキスで留めて、保管してください。プリントしたページ綴じを、ペンで詳しく調べてください。うまくいってないと思える箇所を、削除してください。そこを新しくて優れているものに置き換えてください。

特に好きな文体/作家をコピーしてみてください。憧れる作家から、ストーリー展開/アイデア/イメージ/文章が自ずと取り込めます。

リラックスして、イマジネーションの働くままにしてください。
数行の文章を書いて、それでギブアップしないようにしよう。前進し続けることによって、自分のストーリーに夢中になっていくのです。

秘密のみ

11月8日の日記

2005年11月8日
あれからもう1年になる。いや、病気のこと。
さて、そろそろシナリオ創作の再開をしなくては。

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『ユリイカ』11月の特集は「文化系女子カタログ」。本屋でそのキャッチー(?)なコピー…じゃなくタイトルを見て、何? 文化系女子って?
という訳で、思わず買ってしまった。
今月のユリイカは執筆料が安上がり……なんて悪口は言いませんが、ためしに「文化系女子カタログ」でググッてみると、blogのなかに「執筆しました」とか「アンケートに答えました」というのがいくつかあった。
で、まだほんの少しか読んでないのだけど、文化系女子というのは、人文系学問、文学、アート、音楽、漫画、アニメ、ゲーム、お笑いとか、そういうものらしい。でも、そういうジャンルを越境してる人(女子)もけっこう多いのではと思った。
編集後記では次のようなことが載っていた。つまり、男性には逃げ道があり、女性の勝ち組やその志願者に興味はないし、そして負け組みにも受け皿はある。しかし、そのどちらかに割り付けられることを不快に思う女性に、どのような逃げ道、出口が残されているだろうか。ユーザー・消費者・被害者からの反転、反撃の契機を、2005年現在の女子文化総目録の中に発見したいと考えた、とのこと。

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もっと書くのがあったのだけど、纏められなかった。

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