カモとカモメ

2004年7月4日 趣味
最近、人間さんとの付き合いが希薄になったせいか、動物さんネタが多い。w  ということで今日も。
自転車で市内中心部を流れる川まで行った。カモメが川原の石の上で羽根を休めていたので、しばらく眺めていた。内陸の都市にカモメが何羽か住み着くようになったのはここ最近のことで、卸売り市場から出るゴミ(残飯)狙いで集まったらしい。カモメはカラスと違って、飛んでる姿が美しい。体の色も白と黒で対照的だけど、雑食性で何でも食うところは似てる。カモメは小さな鳥も食べるのだ。だからカモメが増えて、生態系に影響を及ぼすことを心配してる人もいる。
で、川でカモメや飛び回るセキレイを見ていたら、カモの親子がゾロゾロと川下の淵の方からやってきた。八匹いる子ガモは親よりもひと回り小さいけど、羽根はもうウブ毛ではなく、親とそっくりの色になっていた。その親子連れが、カモメのいるほうに近づいて行ったので、大丈夫なのだろうかと少し驚いた。カモメは、海辺にいる小さい海鳥を捕食対象にしてるくらいだから、カモの子も危ないんじゃないかと。
でも何ごともなく、カモの親子はカモメの近くを通り過ぎて行った。子ガモが雛鳥だったら、たぶん襲われていたと思うけど、親ガモは子ガモの成長度合いから大丈夫だろうと見切っていたのだろうか。それとも、カモは内陸の川や池や湖を生活空間にしてる水鳥なので、海鳥のカモメのことをよく知らないのかな。白鳥の仲間くらいに思ってて。
よく分からないけど、孵化して間もないカモの雛鳥にとっては、カラスも怖いけど、水陸両用のカモメはもっと恐ろしいんじゃないかという気がする。
でもそのカモメも、大鷲に捕まって食われることがあったりするようだ。冬、エサの少なくなった時期の知床の話ですけど。

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