中沢新一『カイエソバージュ1 人類最古の哲学』のシンデレラの話について書く予定だったけど、今日中には書けないので、他の話題でお茶濁し。

これから、宗教学ではなく文学、それも日本文学をやろうとしてる学生にヘブライ語の勉強を進める人は、はっきり言ってヘンです。
マイナーな言語をやってれば他人とスタートが同じだと言ってそれを勧めるのもヘンだと思う。
でも、「なんか変なところで完成してしまってる」というのは、可塑性をもっていないとならない時期に、固まった石膏のようになってる部分があるということかな? それだとなんとなく納得できるかも。あ、あくまで「かも」ですからねっ。「かも」はメイビー、パハップス・・・。

えーと、これから学問をやって、世界をもっと広く深く見てゆく人は、ものごとにたいしてできるだけ無垢な眼――生まれたばかりの、鼻が高くなる前のピノキオのような眼――を持って望むのがいいと思います。
ちなみに私は世界をすべて知ってしまったので、こうして堂々とお説教が言えるわけ・・・・・だといいですけどね〜。
ほんとうは、知に向き合うということは、未知のものに向き合うということなのです。だから自分は知っていると思っている人は、未知なものがあることを知らないでいるということでもあったり。

う〜ん、我ながらいいこと言うと、自分でウットリ。こんど新興宗教でも始めようかな・・・。

       *

「恵庭OL殺害事件 控訴審初公判」
非常に疑問点が多いこの事件、とうとう控訴審が始まった。
日本の警察の捜査の杜撰さ(とくに北海道警はいろいろある)と、裁判官の質の低さ(一審の判事は驚くくらいレベル低かった)が問題だ。そのうちこの件に関して書こうと思ってる。

[北海道新聞サイトより]
恵庭OL殺害 弁護側、一審破棄求める 控訴審初公判 2004/03/22 14:30

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