世界の端っこ
2004年6月10日山松ゆうきち
http://www.chukai.ne.jp/~gallery/room-yamamatsu.htm
山松ゆうきちの描くマンガは、「大きな物語」を志向しがちな少年・男性向けマンガの対極にある。
登場人物たちは、世界の中心で愛や希望や連帯を叫ぶのではなく、世界の端っこで生活や生存を賭けて何かを叫ぶ。例えば競輪の車券を握り締めながら「まくれー!」とか。
私は山松ゆうきちのマンガを読んで、世の中には個人の意志ではどうにもならないものがあることを知り、人生に希望を持つことをあきらめました。 うそ。
うそをついてはいけませんね。
ところで神話学者のジョーゼフ・キャンベルは、「誰も自分の思ったとおりの人生を歩む者はいない」ということを言っています。これも別に人生には希望がないということではなく、人生にはいろんな縁や関係や要素がかかわってくるので、そうそう思い通りには行かないものだということです。他のところで、自分の内で燃えさかる炎に忠実であることを勧めていますが、つまりそういうことです。
ちなみに、どーでもいいことですが、私は尻に火がついて燃えさかりそうです。 まあ、自分で火をつけたようなものですけど。
しばらくネットから離れる予定です。
http://www.chukai.ne.jp/~gallery/room-yamamatsu.htm
山松ゆうきちの描くマンガは、「大きな物語」を志向しがちな少年・男性向けマンガの対極にある。
登場人物たちは、世界の中心で愛や希望や連帯を叫ぶのではなく、世界の端っこで生活や生存を賭けて何かを叫ぶ。例えば競輪の車券を握り締めながら「まくれー!」とか。
私は山松ゆうきちのマンガを読んで、世の中には個人の意志ではどうにもならないものがあることを知り、人生に希望を持つことをあきらめました。 うそ。
うそをついてはいけませんね。
ところで神話学者のジョーゼフ・キャンベルは、「誰も自分の思ったとおりの人生を歩む者はいない」ということを言っています。これも別に人生には希望がないということではなく、人生にはいろんな縁や関係や要素がかかわってくるので、そうそう思い通りには行かないものだということです。他のところで、自分の内で燃えさかる炎に忠実であることを勧めていますが、つまりそういうことです。
ちなみに、どーでもいいことですが、私は尻に火がついて燃えさかりそうです。 まあ、自分で火をつけたようなものですけど。
しばらくネットから離れる予定です。
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