逃げる子供たちを容赦なく銃撃 [日刊スポーツ]
2004年9月3日 時事ニュース
逃げる子供20人を背後から銃撃(Ashahi.com 2004.9.3)
北オセチアでの学校占拠事件で、突然、現場周辺に響き渡った爆発音。続いて銃撃戦が始まった。たちのぼる白煙。上空を軍用ヘリが舞う。
「目の前でばたばたと子どもたち約20人が倒れた。学校から逃げ出そうとしたところを、犯人が背後から銃で撃った」
ベスラン市の工場勤務ファメーラ・ファルカザノフさん(46)は、朝日新聞の電話取材にそう語った。
紛争のタネを撒いて、火をつけ、さらにそれに油をかけて煽る奴らが多すぎる。
チェチェン独立派
武装集団・・・無理かもしれないけど、子供というカードが
どこまで通用するかやってみた。
子供まで殺すんだぞという意志を教えてやった。
ロシア・・・子供だって切り札にならんということを教えてやった。
自分たちの権益を守るためなら、人なんかいくら
死んだって構わない。
どちらも勝てない。殺し合いが果てしなく続くだけ。
軍事的に制圧・占領して傀儡政権を作るというやり方は、米国とロシア(ソ連)がそれぞれベトナムとアフガニスタンで、そしていまイラクとチェチェンでやっている手口だけど、必死に抵抗する勢力があるとスキームは崩壊する。
そして破綻してカタストロフに至るまでに、人的にも経済的にも膨大な犠牲を残すことになる。
第三者、つまり両国民が声を上げるしかない。でもチェチェンって、人口が数十万しかいないんだよね。だからプーチンも事が簡単に運ぶと思ったのだろうけど。そして殺し屋プーチンは、もう少し人口を減らせば独立なんてことも考えなくなるだろうと考えたのか、けっきょくチェチェン人の25%を間引きしてしまったみたいだけど。
どちらの側も、チェチェンには資源があるから、独立して我がものにしたい/みすみす手放したくない、という経済的な事情があるのだろうけど、その中間(両者で分ける:自治政府)で妥協するしかないと思う。
チェチェンの人口は日本の地方の中堅都市並み。もし独立しても、どのくらい国家承認を得られ、国連にも加盟できるのかどうか疑問。また、もしロシアが国境を封鎖したら、グルジアに依存することになる。
というか、もし独立したら、ゆくゆくは
なんだか金の成る木を巡るマフィア同士の勢力争いみたいだから、ちょっとうんざりする。
(そこにいたから運が悪いんだという理屈で、あるいは意図的に)子供でも殺すというのは、ロシアやイスラエルや米国や抵抗組織などの連中によってチェチェンやパレスチナやイラクでもやらてることだけど、それにしても逃げる子供を機関銃で撃ちまくるかね。気違い共。
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