『建築する身体―人間を超えていくために』
2005年6月28日 読書
荒川修作+マドリン・ギンズ、河本 英夫 (翻訳) ¥1,365 (税込)(春秋社)
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『TONE』(トーン)という新雑誌で、荒川修作(アートの作家、コーデノロジスト)が相談室を連載するというので、買ってきた。(創刊1号目の記事で、創刊2号が6/27日に出た。)
第一回は「死にたいひとが、死なないために」― 自殺掲示板に投稿するひとたちへ、という相談。
ちょっとだけ引用と思ったけど、けっきょく追伸を除いて全文を引用した。
『建築する身体』は、普通の本とトイレットぺーパーの2つのバージョンがあるそう。
NHKの「ようこそ先輩」に出た荒川修作は、卒業した小学校を勘違いして、他の小学校で授業をやったそうだ。母校を間違えるって よくあるよね……って、ないない、そんなこと。めったに。
でも、この番組、見逃した。もう再放送はやらないだろうな。
いちおう、三鷹天命反転住宅サイトのWebサイト。
http://www.architectural-body.com/mitaka/archives/_/index.html
いいなあ、東京は。
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『TONE』(トーン)という新雑誌で、荒川修作(アートの作家、コーデノロジスト)が相談室を連載するというので、買ってきた。(創刊1号目の記事で、創刊2号が6/27日に出た。)
第一回は「死にたいひとが、死なないために」― 自殺掲示板に投稿するひとたちへ、という相談。
今日は! 私は、荒川修作(コーデノロジスト)です。コーデノロジストとは、今までの芸術、哲学、科学の統合に向かい、その実践を推し進める者。
さて、世界は、いや日本の政治、経済、社会は、デタラメな方向に進んでいますね。その影響を、からだ、いや身体、いや有機体全体で受け止めてしまい、もう呼吸もできないような生活環境でやっと生きてるあなたやわたしたちに、スゴイ、ニュースが送られてきましたよ。
現在、東京・三鷹市大沢……に建設中の共同住居は、何百人という人々が草の根運動で集めたお金で、完成に向かっているのです。このアパート、いや住居で住み、生活を始めると、モノスゴイ希望と夢が生まれ、しかも、いままで考えてもいなかった「自由」が有機体のすみずみに降り立ってくるのです。しかも、いまのところ世界の誰も信じられませんが、その場所で生活することによって、”死なない”方向に動き出し、毎日少しずつ「命」があなたのからだの外側にも現れくるのですよ!
この現われを一時間でも早く知りたいひとは、最近出版された『建築する身体』を読んでみることですね。大変デタラメにムズカシイ本ですが、毎日、毎月、毎年、いや十年〜二十年くらい読み続けてみてくださいね。何もワカラナクても、何度も読んで、読み続けてみてくださいね。同時に、この本がトイレットぺーパーにもなっていますから、あたなの便所で使い始めれば、何が起こるかわかりませんよ。
こんなことを毎日考え、行動にうつしているひとのことをコーデノロジストというのですよ! そして、とくに毎日、毎秒、毎時間、あなたの近辺から現れる「雰囲気」と会話できるようになってくださいね! 気をつけて!
― 荒川
ちょっとだけ引用と思ったけど、けっきょく追伸を除いて全文を引用した。
『建築する身体』は、普通の本とトイレットぺーパーの2つのバージョンがあるそう。
NHKの「ようこそ先輩」に出た荒川修作は、卒業した小学校を勘違いして、他の小学校で授業をやったそうだ。母校を間違えるって よくあるよね……って、ないない、そんなこと。めったに。
でも、この番組、見逃した。もう再放送はやらないだろうな。
いちおう、三鷹天命反転住宅サイトのWebサイト。
http://www.architectural-body.com/mitaka/archives/_/index.html
いいなあ、東京は。
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